2017年5月16日 火曜日
不眠
ベッドに入ること自体ストレスに感じるあなたへ
え?もう朝?
知らない間に眠っていて気づいたら朝だった・・・
そんな状態を手に入れませんか?
しっかり寝たい時に眠れない・・・
疲れているはずなのに眠れない・・・
不眠で悩まれているあなたはこんな思いをしていると思います。
人間の生理的三大欲求の1つ“睡眠欲”
不眠による睡眠不足は脳の認知機能の低下やメンタルヘルス、寿命にも影響が出ます。
これらは脳科学でも証明されており、 早期の改善が求められています。
Contents
不眠の原因とは?
不眠の原因は十人十色です。
眠れないと言うと、睡眠導入剤などによる対処が一般的になるかと思います。
その原因も自律神経の問題という言葉でひとくくりされてしまいます。
ひどい場合は、気持ちの問題だからの一言で済ませれてしまう場合も。
しかし、体の声に耳を傾けなければいけません。
どうして眠れないという症状が出ているのか?
その本当の原因はなんなのか?
・生活習慣の乱れ ・環境 ・過度の疲労 ・人間関係 ・トラウマ ・体の他の部分の痛み ・寝具の問題 など
またはそもそも体質的に眠りが浅いなどの問題がある場合もあります。
あなたの不眠はどのタイプ?
1、身体的要因
体の病気や痛みなどが原因で起こる睡眠障害です。
【呼吸器】気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患 【循環器系】狭心症、心不全 【消化器系】逆流性食道炎、消化性潰瘍 【内分泌代謝系】糖尿病、甲状腺機能亢進症 【皮膚疾患】アトピー性皮膚炎 【骨格筋系】慢性関節リウマチ、繊維筋痛症 【婦人科疾患】更年期障害 【泌尿器疾患】前立腺肥大、夜尿頻尿、失禁、遺尿 【神経疾患】脳卒中、パーキンソン病、てんかん、頭痛、神経筋疾患 【原発性睡眠障害】睡眠時無呼吸症候群(SAS)、むずむず脚症候群、周期性四肢運動異常症、ナルコレプシー などありますが、詳しい原因はわかっていないことが多いのが現状です。
2、科学的要因
科学的要因とは、コーヒーに多いカフェインやアルコールなどに含まれる成分や市販の鎮痛剤などに含まれる成分によるものです。
含まれる成分とは・・・
嗜好品
アルコール:エタノール タバコ:ニコチン コーヒー・紅茶・中国茶・ココア・チョコレートなど:カフェイン
市販剤
眠気覚まし:カフェイン 咳止め:エフェドリン誘導体など 総合感冒剤・鼻炎剤・解熱鎮痛剤:カフェイン
サプリメント
疲労回復・強心作用:高麗人参 中性脂肪・コレステロール:クロム
その他にも、禁煙補助のニコチンパッチや、抗うつ剤、抗不眠剤、抗アレルギー剤、偏頭痛剤などにも不眠になる可能性がある成分が含まれています。
健康のため、仕事のため、生活のためなどいろんな理由をつけて服用してしまいがちですが、やめられなくなってからでは手遅れです。
体のことを考えるならば、まずは初めに手を出すのは手軽な市販剤などではなく他にもたくさんあるのではないでしょうか?
3、心理的要因=ストレス
日常生活の悩みや、不安なども大きく関わり、さらに親しい人の死なども含まれます。
その原因が取り除かれたとしても、「また眠れないのではないか」や「睡眠導入剤がないと眠ることができない」という心配が原因でさらに眠ることができなくなり、睡眠障害が起こります。
4、精神的要因
精神的要因とは、精神疾患が影響する睡眠障害です。
最近多くなっているのは、
うつ病・不安障害・統合失調症などの精神疾患です。
また、アルツハイマー型認知症や脳血管障害、脳腫瘍など脳の障害も関連しています。
5、生理学的要因
生理学的要因とは、睡眠に関係のある生活習慣によるものです。 たとえば、海外から帰国した後の時差ボケや、仕事の時間がばらばらで昼と夜が逆転してしまっている人に多くみられる睡眠障害です。
また、引っ越しなどの急な環境の変化も関係しますし、枕元のスマートフォンの光や必要以上の音楽や雑音、不適切な睡眠衛生(過度の昼寝など)も不眠の原因となります。
どのように治していくのか?
繰り返しになりますが、不眠への対処法の90%は睡眠導入剤によるものです。 一時的には眠れるようになりますが、睡眠導入剤なしでは眠れない状態になりがちです。
要因は十人十色です。
ですから、施術も一人一人にあった施術をしなければいけません。
“飲めば眠たくなる”といった魔法のようなものではありませんが、
じっくりとバランスの崩れてしまった体を整えていき眠れる体を作っていくのです。
自分の力で眠れるようになっていく。
最終的にはこの状態になるのが理想です。
どのように体が変化していくのか?
まずは体の状態に気づくこと
今の体の状態がどうなっているのかしっかり気づくことが重要です。 特に長期間苦しんでいる方はどんどん自分の状態に気づかなくなってしまいます。 それに気づくことによって初めて治癒していくための体のスイッチが入るのです。
そしてバランスを整えること
不調が出ているのは体のバランスが崩れていること。 東洋医学では陰陽という考え方があります。 そのバランスが崩れることにより不調が出ます。 そのバランスを整えていきます。
体力をつけていく
実は寝るのにも体力が必要です。 ここでいう体力とは筋トレでダンベルを持ち上げるような体力ではありません。 体の恒常性と言われる自分を保つための体力です。
こういったステップを踏んで眠れる体を作っていきます。 重要なのは“あくまでも自分で眠れる体を作ること”
じっくりとその体を作り上げていく必要があります。
東洋医学や鍼灸は魔法ではありません。 あなたの体と向き合って根本から体を良くしていく為のものなのです。
当院で行う根本を考えた施術

西洋医学とは違った東洋医学的な視点でしっかりと体の状態を見極め原因を突き止めます。
あなたの脈の状態、舌の状態、お腹の状態、そしてヒアリングにより体の状態をしっかり見極めていきます。
西洋医学ではその症状にフォーカスすることが多いかと思いますが、東洋医学では症状にとらわれず
なぜ今その症状が出ているのか? その症状が出ている意味はなんなのか?
ということにフォーカスしアプローチをしていく施術です。
当院は女性鍼灸師が在籍しております。 同じ女性だからこそ話せることなどもご相談ください。
※当院では不眠でお悩みの方には 「東洋医学鍼灸施術」をお勧めしています。
そうしても鍼灸が苦手な方はお電話でご相談ください。
不眠で悩んでいるあなたへメッセージ
寝たい時に眠れないこと程辛い事はありません。
日中どんなにしんどくてもよるしっかりと眠れたならば 体はある程度回復します。
本来疲れていると体は眠って回復しようとします。
しかし、眠れなくなってしまっているということは 体の機能がおかしくなってしまっているサインです。
そのサインを薬などの対処のみで無視し続けると 体はもっと大きな不調でサインを出すかもしれません。
そうなる前に体をじっくりと整えることが重要です。
私たちの治療院では ほとんどの方が最終的に眠れるようになられています。
あなたもスッキリ朝を迎えられるような 体を手に入れてください。
私たちがお手伝いします。