2024年6月30日 日曜日
猫背矯正で姿勢改善
姿勢の悩みから解放されたいあなたへ
これまでたくさんの整体やストレッチ、ピラティス等を受けてきた方々の話を聞いていると
“回数を重ねても中々変わらなかった” “施術を受けている期間は良くなるけど、受けなくなると元に戻る”
と言われます。
こんな経験をされてきた方がいるのが現状です。
なぜ、姿勢や猫背が良くならないのでしょう?
それは根本の原因を突き止める事が出来ていないからでした。
筋力不足、デスクワークが根本の原因ではありません。
従来、猫背の矯正はボキボキしたりストレッチしたり筋トレしたりといった施術がスタンダードでした。
わたし達も以前はこの様な施術を行っていました・・・。
確かにボキボキする矯正にも理論があり、 施術後はスッキリします。
しかし、すぐに戻ってしまう場合がほとんどです。
そして最後は
“意識して生活して下さい”
という丸投げ状態で終わってしまいます。
Contents
そもそも良い姿勢と何か知っていますか?
良い姿勢をとって下さいというとシャキッとしている姿勢をとる方が大半です。
しかし、この姿勢は上半身の質量中心が高く バランスが不安定な姿勢なのです。
バランス不良状態では、姿勢を保持する筋肉のエラーを引き起こし姿勢を保てなくなります。
そして、猫背になるという負のサイクルを繰り返します。
(学校やご家庭で言われるシャキッとしなさいが 子どもの頃から身についている人もいるくらいです。) 本来はないはずの肩こりがずっとあるということは 体に何かしらのエラーが起こっているということかもしれません。
根本原因は脳にありました
姿勢は勝手にきまるものです。
呼吸や歩行、咀嚼などは原始動作です。 つまり誰かに教えられたわけでなく自然に習得していく行動です。
実は姿勢もその1つ 場面に合わせた姿勢をとっています。
手の指を使い細かな作業をする時は丸くなったり、高い所にある物をとる時は体幹を反らします。
これらの動きは脳神経の働きによって決まります。
脳神経へのインプットがあって脳神経からのアウトプットがあり姿勢が決定します。
間違った使い方を体が覚えてしまっている
上記に記した様に場面に合わせた姿勢をとるように体は構築されています。
しかし間違った使い方や環境によってインプット(刺激からの情報)が変わってしまい、体は本来の使い方をできない状態になってしまいます。
特に感覚器・感覚受容器の正常化を行うことが重要であり、そのためには
体のくせ、目、耳、顎、足、靴といった生活には欠かせないパーツのエラーを改善する必要があります。
姿勢改善のための施術の流れ

1、姿勢のタイプと状態を見分けます。
姿勢にはいくつかタイプがありタイプに沿った施術を進める必要があります。 そして、どれくらいの状態なのか判断します。
2、原因を考えます。
筋・骨格、神経系、感覚器への検査を行い問題が起こりうる原因を考えます。 これをもとに、どこからの体の情報伝達や使い方が間違っているのかを判断します。
3、固まった筋膜などの組織を緩めていきます。
筋膜などの組織は長時間同じ姿勢をとったり、間違った使い方を続けていると固定化され 問題を起こします。
この固まってしまった部位をボキボキせずにじっくり整えていきます。
4、神経系の再教育、正しい体の使い方を指導致します。
間違った神経の入力を正していきます。正しい体の使い方を覚えることで、再発を防ぎ 根本的な改善へ導きます。
どれくらいで改善するのか?
私たちが目指すのは胸を張った一見きれいに見える姿勢ではなく、 体本来の使い方をできる姿勢を目指します。
それが結果として健康で美しい体を作ります。
体の癖が少ない方やトレーニングの習得が早かった方は数回の施術で改善します。 体の癖が強い方や組織の固定化が長期間に及んでいる方はある程度時間がかかるケースが多いです。
正しい体の使い方を覚える為に 動きの習得・神経の入力が必要になりますが難しいものではなく、分かりやすくお伝えしますので安心してください。