2020年3月10日 火曜日
慢性的な肩こり|30代男性|整体
数年前まで整体に通っており、通わなくなってからしばらくして肩こりが復活してきた方の事例です。慢性的な不快感と言えば良くなるまで時間がかかるケースがほとんどですが、姿勢などがうまく体に作用すれば短い期間で良くなるケースもあります。
<状態チェック> ・三角筋をはじめとする上肢の緊張や循環不良 ・座っている姿勢での背部筋の緊張 ・全身の体液循環の低下(むくみ) ・脊柱の関節(椎間関節)の不活性
<施術> 状態チェック時の問題点は上記をはじめとして複数あり、全体の動きや神経の疎通などに波及していると考える。 座位での負担の影響が特に大きいようなので、座り方の調整を行いながら状態を回復させていく。 初回は上記部位の調整をメインに行いながら、前胸部や上肢のケアも行う。
【2回目】 7日後来店。 前回施術後、肩全体の軽さは感じたが、蓄積したこり自体はまだ残る感覚があるとのこと。 座位での座り方自体は他覚的にみて改善傾向にある。 前回と同じ方針で施術実施。
【3回目】 7日後来店。 ここ2回の施術で肩の辛さは大幅に楽になった。 座り姿勢も状態は良好。 年末年始を挟むので、少し間隔が空いた状態で肩こりの具合がどう変わるのかチェック。
【4回目】 3週間後来店。 間隔空いた期間も肩の状態は安定していた。 時々肩がゴキッとなる感覚があるとのことなので、肩関節や肩甲体の動きをより滑らかにできるように施術で調整していく。 【5~7回目】 2週間おきに肩周りと全身の調整を行う。 4回目の際におっしゃっていたゴキ音はマシになってきた。 今後は再発予防のメンテナンスに移行予定。
来店されるしばらく前から運動を定期的に行っていたり、回復力が高まりやすい環境に身を置いていたこともに早期に肩こりを緩和した一つの要因だと思います。
慢性的なお悩みのほとんどは固定化された姿勢や呼吸の問題が関与して起こるため、根本に作用する適切な処置による対応が必要となります。
マッサージやご自身でのセルフケアで良くならない場合は、姿勢や呼吸についての知識を持っている整体院・鍼灸院に相談してみることをおすすめします。
慢性的な肩こりについての解説
利用者
30代男性 (外回り営業とデスクワーク)お悩み
肩こりその他のお悩み
顔のむくみ過去に受けていた施術
整体主な施術ポイント
肩の筋肉(僧帽筋)を伸張させる箇所、全体の姿勢施術内容と経過
<ヒアリング> 社会人になってから慢性的に肩こりは感じていた。 5年前までは整体に通っており体のケアはできていたが、ここ数年はずっと疲労やこりが蓄積している感覚があった。 もう一度体のケアをしたいと思い今回の来店に至る。<状態チェック> ・三角筋をはじめとする上肢の緊張や循環不良 ・座っている姿勢での背部筋の緊張 ・全身の体液循環の低下(むくみ) ・脊柱の関節(椎間関節)の不活性
<施術> 状態チェック時の問題点は上記をはじめとして複数あり、全体の動きや神経の疎通などに波及していると考える。 座位での負担の影響が特に大きいようなので、座り方の調整を行いながら状態を回復させていく。 初回は上記部位の調整をメインに行いながら、前胸部や上肢のケアも行う。
【2回目】 7日後来店。 前回施術後、肩全体の軽さは感じたが、蓄積したこり自体はまだ残る感覚があるとのこと。 座位での座り方自体は他覚的にみて改善傾向にある。 前回と同じ方針で施術実施。
【3回目】 7日後来店。 ここ2回の施術で肩の辛さは大幅に楽になった。 座り姿勢も状態は良好。 年末年始を挟むので、少し間隔が空いた状態で肩こりの具合がどう変わるのかチェック。
【4回目】 3週間後来店。 間隔空いた期間も肩の状態は安定していた。 時々肩がゴキッとなる感覚があるとのことなので、肩関節や肩甲体の動きをより滑らかにできるように施術で調整していく。 【5~7回目】 2週間おきに肩周りと全身の調整を行う。 4回目の際におっしゃっていたゴキ音はマシになってきた。 今後は再発予防のメンテナンスに移行予定。
考察
今回は慢性的な肩こりの事例でした。 こちらの男性の場合、主にこりを感じていた肩の筋肉を引っ張ってしまう要素を優先的に解決していったことが改善につながった要素だと考えます。来店されるしばらく前から運動を定期的に行っていたり、回復力が高まりやすい環境に身を置いていたこともに早期に肩こりを緩和した一つの要因だと思います。
慢性的なお悩みのほとんどは固定化された姿勢や呼吸の問題が関与して起こるため、根本に作用する適切な処置による対応が必要となります。
マッサージやご自身でのセルフケアで良くならない場合は、姿勢や呼吸についての知識を持っている整体院・鍼灸院に相談してみることをおすすめします。