2018年1月15日 月曜日
デスクワーク中の肩・首こり|20代女性|整体
デスクワークをされる方によく見られる肩・首のこりでした。このようなこり感の原因は様々ですが、今回のケースでは腕全体の緊張と頭蓋骨(特に蝶形骨)の問題が見つかりました。それらにアプローチすることで解消された例です。
学生時代から重いカバンを持つことでよくこりを感じていた。
昨年から就職し、事務作業がメインになってからさらにきつく感じるように。
午前中の段階でこりを感じてしんどくなる時もある。
猫背も気になり、横向きで寝ていると肩が内側に巻き込むような感覚がある。
目疲れ
状態把握を行うと、猫背や胸郭周辺の骨の歪みが影響し、呼吸する際にしっかりと換気ができていない様子。
頭蓋骨の動きをチェックすると、蝶形骨の硬さが見られる。
その他の体の部位をチェックしたところ、腕・頭蓋骨・首回りの筋肉の緊張がこりの引き金になっていると判断。
回復力を上げるために、全身の循環を良くしながら上記反応部位を中心に調整。
施術後、右の肩の重さが軽くなった。
【2回目】
5日後来店。
前回後、体は軽くなった感じがするが、こりについては仕事をしていると数日で元に戻っていた。
肩の可動域チェックでも、前回よりはマシになっているが詰まり感はやや残る。
前回施術した蝶形骨についても、前の状態に戻ってきていた。
本日は腹部の緊張が強くなっていたため、そちらも施術。
しばらく同様の方針で見ていき、5〜6回を目安に変化を観察する。
【3回目】
2日後来店。
自覚する状態は大きく変わらず。
胸椎の動きが出づらいので、自宅でできるセルフケアをお伝え。
施術については引き続き蝶形骨・上肢などを調整。
【4回目】
8日後来店。
肩:10→9
首:10→7
ペインスケールでの変化わずかだが、ご本人的にはこり感の程度が減ったので楽に過ごせてきているとのこと。
【5回目】
7日後来店。
月末月初の作業量が多く、今週は仕事中のこりを感じやすかった。
セルフケアも忙しくてできなかった。
セルフケアできていない分は施術の中で補いながらすすめる。
【6回目】
6日後来店。
仕事の日でも午前中は楽に過ごせている。
昼過ぎから徐々にこり始め、夕方には辛い状態。
【7回目】
7日後来店。
仕事忙しく、今週は昼までにはこり感に襲われていた。
去年の冬の時期に比べると、寒さで肩に常に力が入っていたが、施術を受け始めてからそれが和らいでいることに気付く。
【8回目】
8日後来店。
夕方までこり感を感じずに仕事ができた。
【9回目】
14日後来店。
肩首のこり感:10→3。
仕事中にこり感を感じない日も出てきた。
初回のようなどうしようもないようなこり感はなくなってきたので、今後は仕事を続けていてもこり感で集中力を欠かないような状態を作れるように施術を継続していく。
このようなこり感の原因は様々ですが、今回のケースでは腕全体の緊張と頭蓋骨(特に蝶形骨)の問題が見つかりました。
まず、腕に関してはパソコンのタイピングの際、手首を固定するために前腕の筋肉の緊張が起きやすかったり、手指の関節にも力が入っているケースがお多いです。実際、この方の手を触ると手のひらの真ん中あたりに硬結があり、それと連動する腕や肩にまで影響が及んでいました。
頭蓋骨(蝶形骨)については、その近くを多くの脳神経が通過することから、重要な働きを担います。目疲れがひどかったのもこの要因が大きいことでしょう。
慢性的なお悩みなので「もうこっているのが当たり前の状態だから…」とあきらめている方も回数はかかるかもしれませんが、ほとんどのケースは原因にアプローチしていくことで解消されていきます。
※個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。
【症例】セットで訪れる肩首こり&頭痛
【症例】家事がし辛かった首の痛み
【症例】内蔵が原因だった首から肩にかけてのこり
【記事作成者 整体太郎と鍼灸花子(吹田市江坂)】
利用者
20代女性 吹田市円山町お悩み
肩こり・首こり学生時代から重いカバンを持つことでよくこりを感じていた。
昨年から就職し、事務作業がメインになってからさらにきつく感じるように。
午前中の段階でこりを感じてしんどくなる時もある。
猫背も気になり、横向きで寝ていると肩が内側に巻き込むような感覚がある。
その他のお悩み
肩・首のこりに伴う頭痛目疲れ
過去に受けていた施術
マッサージ主な施術ポイント
腕全体、頭蓋骨の調整施術内容と経過
【1回目】状態把握を行うと、猫背や胸郭周辺の骨の歪みが影響し、呼吸する際にしっかりと換気ができていない様子。
頭蓋骨の動きをチェックすると、蝶形骨の硬さが見られる。
その他の体の部位をチェックしたところ、腕・頭蓋骨・首回りの筋肉の緊張がこりの引き金になっていると判断。
回復力を上げるために、全身の循環を良くしながら上記反応部位を中心に調整。
施術後、右の肩の重さが軽くなった。
【2回目】
5日後来店。
前回後、体は軽くなった感じがするが、こりについては仕事をしていると数日で元に戻っていた。
肩の可動域チェックでも、前回よりはマシになっているが詰まり感はやや残る。
前回施術した蝶形骨についても、前の状態に戻ってきていた。
本日は腹部の緊張が強くなっていたため、そちらも施術。
しばらく同様の方針で見ていき、5〜6回を目安に変化を観察する。
【3回目】
2日後来店。
自覚する状態は大きく変わらず。
胸椎の動きが出づらいので、自宅でできるセルフケアをお伝え。
施術については引き続き蝶形骨・上肢などを調整。
【4回目】
8日後来店。
肩:10→9
首:10→7
ペインスケールでの変化わずかだが、ご本人的にはこり感の程度が減ったので楽に過ごせてきているとのこと。
【5回目】
7日後来店。
月末月初の作業量が多く、今週は仕事中のこりを感じやすかった。
セルフケアも忙しくてできなかった。
セルフケアできていない分は施術の中で補いながらすすめる。
【6回目】
6日後来店。
仕事の日でも午前中は楽に過ごせている。
昼過ぎから徐々にこり始め、夕方には辛い状態。
【7回目】
7日後来店。
仕事忙しく、今週は昼までにはこり感に襲われていた。
去年の冬の時期に比べると、寒さで肩に常に力が入っていたが、施術を受け始めてからそれが和らいでいることに気付く。
【8回目】
8日後来店。
夕方までこり感を感じずに仕事ができた。
【9回目】
14日後来店。
肩首のこり感:10→3。
仕事中にこり感を感じない日も出てきた。
初回のようなどうしようもないようなこり感はなくなってきたので、今後は仕事を続けていてもこり感で集中力を欠かないような状態を作れるように施術を継続していく。
考察
デスクワークをされる方によく見られる肩・首のこりでした。このようなこり感の原因は様々ですが、今回のケースでは腕全体の緊張と頭蓋骨(特に蝶形骨)の問題が見つかりました。
まず、腕に関してはパソコンのタイピングの際、手首を固定するために前腕の筋肉の緊張が起きやすかったり、手指の関節にも力が入っているケースがお多いです。実際、この方の手を触ると手のひらの真ん中あたりに硬結があり、それと連動する腕や肩にまで影響が及んでいました。
頭蓋骨(蝶形骨)については、その近くを多くの脳神経が通過することから、重要な働きを担います。目疲れがひどかったのもこの要因が大きいことでしょう。
慢性的なお悩みなので「もうこっているのが当たり前の状態だから…」とあきらめている方も回数はかかるかもしれませんが、ほとんどのケースは原因にアプローチしていくことで解消されていきます。
※個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。
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【症状解説】肩こり・首こり【症例】セットで訪れる肩首こり&頭痛
【症例】家事がし辛かった首の痛み
【症例】内蔵が原因だった首から肩にかけてのこり
【記事作成者 整体太郎と鍼灸花子(吹田市江坂)】