猫背からくる頭痛｜10代　女性｜整体

今回の症例は日常的に重たいリュックを持っていることによる猫背です。さらに肩こりや首の緊張も出たことから、ひどい頭痛に発展したと考えます。猫背は顎が前に出やすいため、その調整や猫背にならない様、骨格の調整がポイントです。

利用者

10代 女性 吹田市在住

主症状

猫背 首肩のこり

その他の症状

頭痛

過去に受けていた施術

整体

主な施術ポイント

胸鎖乳突筋や胸部の緊張緩和ハムストリング、四頭筋の強化

施術内容と経過

【１回目】
猫背で顎が前のめりになっているのが気になる重たい鞄をもって毎日登校しているとのこと。
そのため首、脊柱、胸郭の硬さが強い。
頭痛もこの所ひどく起きるのが辛い。

前のめりに重心がなっているのでハムの緊張や骨盤の前傾を改善させ、首や胸の緊張を緩める。
本人に肩や首のこりの自覚がないため
肩の上がりやすさでモニターをとると施術後上がりやすく改善されていた。

【２回目】
姿勢はやや顎の出る感じがましに、まだ頭痛はあるとのこと。頚椎の硬さや斜角筋の緊張をとり
骨盤の右回旋を修正させて終了。

【３回目】
鞄が背負いやすく頭痛もなくなった。
ハムストリングや骨盤の安定性をメインに施術。骨盤底筋トレーニングを伝えて終了。

【４回目】
首や肩が軽くなった感じがするとのこと。
骨盤内の環境をよくするように施術を行う。

まだ肋椎の硬さはあるのでアプローチ。
四頭筋と体幹強化のため、片足立ち30秒×3セット、片足立ちでものをとるトレーニングを指導。

【５回目】
首や肩は問題なし。まだトレーニングはフラフラするが身体の調子はよい。

今後はトレーニングの結果をみつつメンテナンス。

考察

重たい鞄を毎日持って登校したり、部活動でもパソコンを使ったり常に下を向く姿勢が
今回の姿勢不慮を産んだと思われます。

またリュックのため後ろに倒れないよう重心が前のめりになったと考えます。

治療のポイントとしては内旋した肩を大胸筋や首へのアプローチで改善し体幹で身体を支えるよう指導しました。
そうすることで、重たい鞄を持っても身体が安定したことで顎が突き出ずに首の負担も減ったことで
頭痛が改善しました。

担当　田中

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【記事作成者　整体太郎と鍼灸花子（吹田市江坂）】