産後からの立ち上がり腰痛｜３０代女性｜産後骨盤矯正

出産直後の骨盤周りの不安定感や腰痛を感じていた女性からのご相談についての症例記事です。産後すぐということもあり、安定させるために必要なことをなるべく早期にアプローチできるように実施しました。

産後の立ち上がり腰痛についての解説

利用者

３０代女性　出産後２週間

お悩み

腰の痛み

その他のお悩み

骨盤の緩みが気になる

過去に受けていた施術

マッサージ、鍼灸施術

主な施術ポイント

重心調整、平背

施術内容と経過

<ヒアリング> 妊娠後期から骨盤周りがぐらつくような感覚があり、歩行で尾骨などが痛む機会が多かった。 産後も同様の症状が続き、早めにケアしたいと思い出産後すぐにご来店に至る。
<検査> ・左重心 ・右脛骨の外旋傾向（動きが固い） ・右の肩甲骨の外転歪み ・骨盤底筋群やや入り方甘い ・胸腰椎移行部の関節歪み
<施術> 上記検査項目の問題が今の主症状に関わっていると仮説。 施術を行い、骨盤底筋系のトレーニング指導を行い今後の方針をシェアして終了。
【２回目】 ９日後来店。 前回後から歩行時のふらつきはマシになっている。 が、腰自体は生活動作の中でまだ痛むことがある。 初回の施術で調整した部位がうまく機能するようになっているので、引き続きその辺りを実施。 トレーニングは次の段階のものへ移行する。
【３回目】 １４日後来店。 腰は時々痛むが、歩行時の不安定感は感じなくなった。 自転車に子供を乗せようとする時に腰が痛む時あり。
【４回目】 ７日後来店。 前回施術後からは上記腰痛で悩むことはなくなった。 歩行時の不安定感は引き続き感じておらず、出産直後に比べてかなり安定したとのこと。

考察

こちらの女性は産後わずか２週間の時に当店に来られました。 主に骨盤周りの歪みや重心調整、トレーニングによる骨盤周囲の強化によって比較的早い段階で回復していってくれました。産後２週間と聞くと、「そんな早い時期から受けられるの？」と思われるかもしれませんが、むしろ早い方が良いです。 これには注釈があって、精神的な面も含めて外出する気になれなかったり、長時間一人で歩いて来られるなど負担が大きくかかるパターンなど、なるべく安静にしていた方が良いケースもあります。しかし、産後の体は時間の経過とともにどんどんと変わっていくため、なるべく早期での解決が求められます。

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