2024年2月27日 火曜日
慢性的な肩こり・頭痛・腰痛が改善|20代 女性|整体
普段から肩こり・頭痛があるのが当たり前で、常に腰に力が入っているのがお悩みの患者さんが改善した事例です。可動性が低下した頸椎・胸椎・顎関節の可動性を出し、肩甲骨・骨盤のポジションを調整することで反り返り姿勢が改善し、重心の位置も改善することで筋緊張が取れ、症状が改善していきました。
<状態> ・奥歯の噛みしめ癖があり、左の咬筋の筋緊張強い(ナイトガードつけている) ・頸椎・胸椎の可動性が低い ・スウェイバック姿勢(殿筋・ハムストリングスの緊張強い) ・肩甲骨外転位
<施術> 【1回目】 施術内容 肩こりや頭痛があるのが当たり前で噛み癖があるということで検査すると、 頸椎・顎関節の可動性が低下し、咬筋の筋緊張も強い状態になっていた。 頸椎・顎関節の可動性が低下すると周囲の筋肉の滑走性・柔軟性が低下するため、 首や肩、頭部の痛みにつながると考え、関節調整と筋緊張のリリースを行った。 ・頸椎・胸椎調整 ・顎関節調整 ・咬筋のリリース
反り腰は検査するとスウェイバック姿勢で大腿後面が短縮することで背中全体がのけ反った姿勢になっていた。 この姿勢が原因で腰が脱力できず、仰向けで寝た時も脱力できないために痛みが出ていると考え、 施術では短縮している下肢後面のリリースを行った。 ・殿部、ハムストリングス、アキレス腱のリリース
セルフケアとしてバランスよく噛むこと、ハムストリングスのストレッチを指導。
【2回目】14日後来院 状態:左の首の痛みと頭痛あり、腰に力が入る 評価:スウェイバック姿勢軽減、左頸椎の可動性低い、ハムストリングスの短縮軽減 施術内容 引き続き前回同様の施術を行う
セルフケアとして左耳のマッサージをアドバイス。
【3回目】7日後来院 状態:首の痛みなし、肩こり・頭痛の痛みMAX10→2、腰に力が入る 評価:スウェイバック姿勢軽減、肩甲骨外転位、左頸椎の可動性向上 施術内容 前回と同様の施術と腰椎の可動性をつける施術と肩甲骨の外転位の調節を行う ・大腰筋のリリース・腰椎上部の椎間関節の調節 ・菱形筋のリリース
セルフケアとして大腰筋のストレッチを指導。
【4回目】13日後来院 状態:肩こり感あり、頭痛なし、腰に力が入る 評価:スウェイバック姿勢改善、肩甲骨外転位、左頸椎の可動性正常に 施術内容 スウェイバック姿勢が改善したため、肩甲骨外転位の調整をメインに行う。 ・広背筋・菱形筋・肩甲下筋のリリース
セルフケアとして広背筋のストレッチを指導。
【5・6・7回目】それぞれ7日後来院 状態:肩甲骨が正しい位置の状態を維持できた、肩こり感あり、腰に力入る 評価: 施術内容 腰に力が入った状態がまだ取れず再度検査すると、 骨盤の際に付着する筋(腹斜筋)の短縮が残り、骨盤が前傾位になっていた。 骨盤が前傾位の状態で固まっているために腰が脱力できてないと考え、骨盤前傾位のリリースを行う。 ・骨盤上部の筋(腹斜筋)緊張リリース ・中殿筋リリース
また、足関節の状態も検査すると足指・足関節(リスフラン・ショパール関節・距腿関節)の可動性も低く、 踵重心になっているため、背面の筋緊張が抜けにくくなっていると考え、足部の調節を行う。
セルフケアとしてハムストリングスの活性化トレーニング・足指の運動を指導。
【8回目】7日後来院 状態:腰が力入る感覚なし、首、肩こりも楽になった 評価:骨盤前傾位軽減、足指・足関節の可動性向上 施術内容 前回と同様の施術を行う。
調子が良い状態を継続できるように現在もメンテナンスで通院しています。
<解説> 今回の患者さんは体全体の筋緊張が強く、 脱力することができないために肩こりや頭痛、仙骨の痛みが出ていました。
局所の状態としては関節の可動性が低下して筋の滑走性・柔軟性が低下し、 全体の状態としてはスウェイバック姿勢で踵重心になっており、 より体全体の緊張が抜けにくい状態になっていました。
施術では局所の関節の可動性と筋の滑走性を出すことと、 全体のスウェイバック姿勢の調整を行って重心の修正を行いました。
局所の可動性が出て、全体の重心バランスも整うことで体の筋緊張が取れやすくなり、 肩こりや頭痛、腰痛がなく、脱力できる状態にすることができました。
個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません 【施術担当・記事作成者 高巣】

Contents
利用者
20代女性お悩み
・肩こり ・反り腰 ・仰向けで寝ると仙骨が痛い今回の症状で受けた施術
整体主な施術ポイント
・肩甲骨の位置 ・重心位置 ・脊柱・顎関節の可動性施術内容と経過
<ヒアリング> 仕事が保育士で日頃から中腰や前かがみが多く、子どもの抱っこなど負荷がかかる動作が多い。 体のケアのためにピラティスや整体にいったら反り腰で肩がガチガチだということがわかった。 肩こりや頭痛はあるのが当たり前の状態になっており、常に腰に力が入っている感覚がある。 姿勢の改善と根本的に改善してメンテナンスをしたいとのことで来院された。<状態> ・奥歯の噛みしめ癖があり、左の咬筋の筋緊張強い(ナイトガードつけている) ・頸椎・胸椎の可動性が低い ・スウェイバック姿勢(殿筋・ハムストリングスの緊張強い) ・肩甲骨外転位
<施術> 【1回目】 施術内容 肩こりや頭痛があるのが当たり前で噛み癖があるということで検査すると、 頸椎・顎関節の可動性が低下し、咬筋の筋緊張も強い状態になっていた。 頸椎・顎関節の可動性が低下すると周囲の筋肉の滑走性・柔軟性が低下するため、 首や肩、頭部の痛みにつながると考え、関節調整と筋緊張のリリースを行った。 ・頸椎・胸椎調整 ・顎関節調整 ・咬筋のリリース
反り腰は検査するとスウェイバック姿勢で大腿後面が短縮することで背中全体がのけ反った姿勢になっていた。 この姿勢が原因で腰が脱力できず、仰向けで寝た時も脱力できないために痛みが出ていると考え、 施術では短縮している下肢後面のリリースを行った。 ・殿部、ハムストリングス、アキレス腱のリリース
セルフケアとしてバランスよく噛むこと、ハムストリングスのストレッチを指導。
【2回目】14日後来院 状態:左の首の痛みと頭痛あり、腰に力が入る 評価:スウェイバック姿勢軽減、左頸椎の可動性低い、ハムストリングスの短縮軽減 施術内容 引き続き前回同様の施術を行う
セルフケアとして左耳のマッサージをアドバイス。
【3回目】7日後来院 状態:首の痛みなし、肩こり・頭痛の痛みMAX10→2、腰に力が入る 評価:スウェイバック姿勢軽減、肩甲骨外転位、左頸椎の可動性向上 施術内容 前回と同様の施術と腰椎の可動性をつける施術と肩甲骨の外転位の調節を行う ・大腰筋のリリース・腰椎上部の椎間関節の調節 ・菱形筋のリリース
セルフケアとして大腰筋のストレッチを指導。
【4回目】13日後来院 状態:肩こり感あり、頭痛なし、腰に力が入る 評価:スウェイバック姿勢改善、肩甲骨外転位、左頸椎の可動性正常に 施術内容 スウェイバック姿勢が改善したため、肩甲骨外転位の調整をメインに行う。 ・広背筋・菱形筋・肩甲下筋のリリース
セルフケアとして広背筋のストレッチを指導。
【5・6・7回目】それぞれ7日後来院 状態:肩甲骨が正しい位置の状態を維持できた、肩こり感あり、腰に力入る 評価: 施術内容 腰に力が入った状態がまだ取れず再度検査すると、 骨盤の際に付着する筋(腹斜筋)の短縮が残り、骨盤が前傾位になっていた。 骨盤が前傾位の状態で固まっているために腰が脱力できてないと考え、骨盤前傾位のリリースを行う。 ・骨盤上部の筋(腹斜筋)緊張リリース ・中殿筋リリース
また、足関節の状態も検査すると足指・足関節(リスフラン・ショパール関節・距腿関節)の可動性も低く、 踵重心になっているため、背面の筋緊張が抜けにくくなっていると考え、足部の調節を行う。
セルフケアとしてハムストリングスの活性化トレーニング・足指の運動を指導。
【8回目】7日後来院 状態:腰が力入る感覚なし、首、肩こりも楽になった 評価:骨盤前傾位軽減、足指・足関節の可動性向上 施術内容 前回と同様の施術を行う。
調子が良い状態を継続できるように現在もメンテナンスで通院しています。
<解説> 今回の患者さんは体全体の筋緊張が強く、 脱力することができないために肩こりや頭痛、仙骨の痛みが出ていました。
局所の状態としては関節の可動性が低下して筋の滑走性・柔軟性が低下し、 全体の状態としてはスウェイバック姿勢で踵重心になっており、 より体全体の緊張が抜けにくい状態になっていました。
施術では局所の関節の可動性と筋の滑走性を出すことと、 全体のスウェイバック姿勢の調整を行って重心の修正を行いました。
局所の可動性が出て、全体の重心バランスも整うことで体の筋緊張が取れやすくなり、 肩こりや頭痛、腰痛がなく、脱力できる状態にすることができました。
個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません 【施術担当・記事作成者 高巣】