2024年1月26日 金曜日
育児の疲労による腰痛が改善|30代 女性|整体
育児休暇中に抱っこや添い乳による疲労で腰に痛みが出てしまった患者さんが改善した事例です。不安定になっている骨盤の関節の調整とインナーマッスルを活性化することで骨盤の安定性が高まり患部の負担が軽減し症状が改善していきました。
<状態> ・仙腸関節部に痛み ・仙腸関節の不安定性あり ・下肢外側の筋緊張強い ・腹部の緊張低下(不活性)
<施術> 【1回目】 施術内容 仙腸関節部に痛みがあり、検査をすると仙腸関節がゆるく、仙腸関節を安定させた状態で動作確認すると 痛みがなくなったため、関節の不安定性から痛みが出ていると考えて施術方針を立てました。
股関節外転筋の過活動は骨盤をアウトフレアにし、仙腸関節の不安性を高めます。 また、長時間の抱っこの疲労や睡眠不足は骨盤を安定させる体幹筋を不活性にしやすく、 より仙腸関節が不安定になります。 まずは身体の疲労の除去と股関節外転筋のリリースと体幹筋のトレーニング指導を行いました。
・股関節外転筋のリリース ・上半身の筋緊張リリース ・仙腸関節の調整
セルフケアとして体幹筋の腹横筋・骨盤底筋群のトレーニング指導を行いました。
【2回目】10日後来院 状態:仙腸関節の痛みMAX10→5 丸くなる姿勢でまだ痛い、上半身の疲労感は変わらず 施術内容 ・前回と同様の施術を行う
セルフケアとして腹式呼吸の運動指導と重心の位置指導を行いました。
【3回目】6日後来院 状態:仙腸関節の痛みMAX10→2~0 腹式呼吸をしてから痛みがなくなった、どちらかというと頭痛の方が気になる 評価:仙腸関節の安定性向上、下肢外側の筋緊張なし 施術内容 ・前回と同様の施術を行う ・頸椎の関節調整と頚部の筋緊張をリリース
【4回目】13日後来院 状態:腰の痛みなし、背骨まわりのだるさはあるが痛みなし 評価:胸椎の可動性制限あり 施術内容 ・頸椎・胸椎・腰椎の関節調整を行う ・上半身の筋緊張リリース セルフケアとして背骨のストレッチ指導を行う。
痛みが落ち着いたため3週間ごとにメンテナンスに移行しています。
<解説> 今回の患者さんは仙腸関節を不安定にする要素が重なったため痛みが出ていました。
骨盤を安定させるインナーマッスル(骨盤底筋群や腹横筋)は疲労がたまると不活性になりやすく、 今回の患者さんは育児による長時間の抱っこや睡眠の質の低下によって疲労が蓄積したようです。 また外荷重の体の使い方によって股関節外転筋が過活動になり骨盤のアウトフレア(外開き)を引き起こし、 より仙腸関節を不安定にしたため痛みが出たものと考えられます。
施術で上半身の疲労の除去と股関節外転筋をリリースして仙腸関節を調整、 セルフケアでインナーマッスルの活性化と 腹式呼吸のトレーニングでより体が回復モードに切り替わって疲労を除去することで、 仙腸関節の安定性が高まり痛みも疲労も改善していきました。
個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません 【施術担当・記事作成者 高巣】

Contents
利用者
30代女性お悩み
・腰痛今回の症状で受けた施術
整体主な施術ポイント
・仙腸関節の調整 ・インナーマッスルの活性施術内容と経過
<ヒアリング> 来院時2人目のお子さんの育児休暇中、長時間の添い乳が続いた朝に腰が痛くなり、 中腰時や子どもを背負って立つ動作が痛い。 1日で2時間以上抱っこをするので上半身の疲労が強く、 お子さんに挟まれてるため睡眠の質も低く疲れが残っている自覚あり。 根本的な改善とお子さんを気兼ねなく抱っこできるようにメンテナンスしたいとのことで来院された。<状態> ・仙腸関節部に痛み ・仙腸関節の不安定性あり ・下肢外側の筋緊張強い ・腹部の緊張低下(不活性)
<施術> 【1回目】 施術内容 仙腸関節部に痛みがあり、検査をすると仙腸関節がゆるく、仙腸関節を安定させた状態で動作確認すると 痛みがなくなったため、関節の不安定性から痛みが出ていると考えて施術方針を立てました。
股関節外転筋の過活動は骨盤をアウトフレアにし、仙腸関節の不安性を高めます。 また、長時間の抱っこの疲労や睡眠不足は骨盤を安定させる体幹筋を不活性にしやすく、 より仙腸関節が不安定になります。 まずは身体の疲労の除去と股関節外転筋のリリースと体幹筋のトレーニング指導を行いました。
・股関節外転筋のリリース ・上半身の筋緊張リリース ・仙腸関節の調整
セルフケアとして体幹筋の腹横筋・骨盤底筋群のトレーニング指導を行いました。
【2回目】10日後来院 状態:仙腸関節の痛みMAX10→5 丸くなる姿勢でまだ痛い、上半身の疲労感は変わらず 施術内容 ・前回と同様の施術を行う
セルフケアとして腹式呼吸の運動指導と重心の位置指導を行いました。
【3回目】6日後来院 状態:仙腸関節の痛みMAX10→2~0 腹式呼吸をしてから痛みがなくなった、どちらかというと頭痛の方が気になる 評価:仙腸関節の安定性向上、下肢外側の筋緊張なし 施術内容 ・前回と同様の施術を行う ・頸椎の関節調整と頚部の筋緊張をリリース
【4回目】13日後来院 状態:腰の痛みなし、背骨まわりのだるさはあるが痛みなし 評価:胸椎の可動性制限あり 施術内容 ・頸椎・胸椎・腰椎の関節調整を行う ・上半身の筋緊張リリース セルフケアとして背骨のストレッチ指導を行う。
痛みが落ち着いたため3週間ごとにメンテナンスに移行しています。
<解説> 今回の患者さんは仙腸関節を不安定にする要素が重なったため痛みが出ていました。
骨盤を安定させるインナーマッスル(骨盤底筋群や腹横筋)は疲労がたまると不活性になりやすく、 今回の患者さんは育児による長時間の抱っこや睡眠の質の低下によって疲労が蓄積したようです。 また外荷重の体の使い方によって股関節外転筋が過活動になり骨盤のアウトフレア(外開き)を引き起こし、 より仙腸関節を不安定にしたため痛みが出たものと考えられます。
施術で上半身の疲労の除去と股関節外転筋をリリースして仙腸関節を調整、 セルフケアでインナーマッスルの活性化と 腹式呼吸のトレーニングでより体が回復モードに切り替わって疲労を除去することで、 仙腸関節の安定性が高まり痛みも疲労も改善していきました。
個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません 【施術担当・記事作成者 高巣】