2023年6月28日 水曜日
妊娠中のお腹のはりが改善|30代 女性|マタニティ整体
妊娠後期から始まったお腹のはりが1回の治療で改善した事例紹介です。妊娠中の体の変化や周期事の特徴、必要な治療、セルフケアのポイントを踏まえ解説していきます。お腹のはりの他に腰の痛みや首・肩こりなどがありました。
初診時では、お腹のはりが強く、弾力性が欠けていました。
*お腹のスペース ↓ 上腹部、下腹部の左右4隅のスペースが少ないとお腹ははりやすい。
頸部の調整 ↓ この施術は必ず行います。
次に下部胸椎の動きをつける為、関節調整を行いました。 (胸郭の動きの悪さは呼吸に影響を及ぼし、 背部の筋肉の緊張はお腹のハリを生み出す要因の1つでもあります。)
また、sway-back姿勢により殿部に筋硬結があったので 硬結部位の大殿筋下部、中殿筋をリリース。
殿部がうまく使えない事でハムストリングは萎縮している状態だったため筋膜へのアプローチを行いました。
追加で呼吸の介入。 呼吸の介入は、広背筋を抑制させるエクササイズを行い呼吸の回数を減らし 背部の筋肉や骨盤周りの筋肉の緊張を和らげるように促しました。
ハムストリングの萎縮に対し、 立位で台に足をかけ股関節進展位でストレッチを20秒×2、 股関節屈曲位で殿部を後ろへ引くのを繰り返す活性トレーニングを20回×2を指導。
【2回目】 3日後、来院の際 原因が分からなかったお腹のはりがなくなったとの事。
もう一度検査しお腹のはりを確認。 初診時硬かったお腹は弾力性があり、正常な状態になっていました。 腰痛はあるとの事で、 大殿筋下部や中殿筋の硬結の残っているところをとり最後にセルフケアのチェックをし終了。
妊娠(32~35週) 子宮のてっぺん(子宮底)がみぞおち付近まで上がってくるため、胃が押し上げられて、 ムカムカするなどの症状が出てくることもあります。
子宮のはり(お腹のはり)も感じやすくなり、少し動くだけでもはりが気になってきます。
胃と同様、心臓や肺にも負担がかかって動悸(どうき)や息切れに悩まされたり、 子宮の下側にある膀胱(ぼうこう)が圧迫されて尿もれしたりすることもあります。
また、痛みや出血を伴うお腹のはりは、 産婦人科の先生に一度診てもらう様にしましょう。
【施術担当・記事作成者 脇内】
<利用者>
30代女性<お悩み>
・お腹のはり ・頸肩部のこり、しんどさ ・腰痛<過去に受けていた施術>
マッサージ<主な施術ポイント>
筋膜の調整、呼吸の介入、頸部の調整 循環の改善<ヒアリング>
妊娠後期からお腹のはりと痛みがあり、病院に行ったが原因が分からない為来院。<状態>
・両中殿筋部に硬結(+) ・大殿筋下部の硬さ(+) ・骨盤後傾位(+) ・sway-back姿勢 ・ハムストリングの不活性状態 ・お腹の張り(++) ・頸部の緊張(+) ・胎動あり<施術>
【1回目】 ・お腹のスペース*確保の為、頸部の調整 ・大殿筋下部、中殿筋をリリース ・ハムストリングのリリースと活性トレーニング ・胸椎・肋椎の関節調整初診時では、お腹のはりが強く、弾力性が欠けていました。
*お腹のスペース ↓ 上腹部、下腹部の左右4隅のスペースが少ないとお腹ははりやすい。
頸部の調整 ↓ この施術は必ず行います。
次に下部胸椎の動きをつける為、関節調整を行いました。 (胸郭の動きの悪さは呼吸に影響を及ぼし、 背部の筋肉の緊張はお腹のハリを生み出す要因の1つでもあります。)
また、sway-back姿勢により殿部に筋硬結があったので 硬結部位の大殿筋下部、中殿筋をリリース。
殿部がうまく使えない事でハムストリングは萎縮している状態だったため筋膜へのアプローチを行いました。
追加で呼吸の介入。 呼吸の介入は、広背筋を抑制させるエクササイズを行い呼吸の回数を減らし 背部の筋肉や骨盤周りの筋肉の緊張を和らげるように促しました。
ハムストリングの萎縮に対し、 立位で台に足をかけ股関節進展位でストレッチを20秒×2、 股関節屈曲位で殿部を後ろへ引くのを繰り返す活性トレーニングを20回×2を指導。
【2回目】 3日後、来院の際 原因が分からなかったお腹のはりがなくなったとの事。
もう一度検査しお腹のはりを確認。 初診時硬かったお腹は弾力性があり、正常な状態になっていました。 腰痛はあるとの事で、 大殿筋下部や中殿筋の硬結の残っているところをとり最後にセルフケアのチェックをし終了。
<考察>
マタニティ整体では、体の歪みやお腹の位置などを分析し呼吸や体の機能を整え、 骨盤や足など歪みやバランスを整えます。 また、日常での注意点やセルフケアをお伝えします。妊娠(32~35週) 子宮のてっぺん(子宮底)がみぞおち付近まで上がってくるため、胃が押し上げられて、 ムカムカするなどの症状が出てくることもあります。
子宮のはり(お腹のはり)も感じやすくなり、少し動くだけでもはりが気になってきます。
胃と同様、心臓や肺にも負担がかかって動悸(どうき)や息切れに悩まされたり、 子宮の下側にある膀胱(ぼうこう)が圧迫されて尿もれしたりすることもあります。
また、痛みや出血を伴うお腹のはりは、 産婦人科の先生に一度診てもらう様にしましょう。
【施術担当・記事作成者 脇内】