2023年9月26日 火曜日
妊娠30週からの逆子が改善|30代 女性|逆子改善プログラム
妊娠30週からずっと逆子のままの患者さんが妊娠36週で改善した事例です。母体の背部の筋緊張をリリースし、母体がリラックスできるように計3回施術を行いました。背部の筋緊張が改善し、姿勢も改善することで胎児が動けるスペースが確保でき、36週目の健診で頭位が確認されました。
<状態> ・骨盤の前傾位、背腰部が大きく反り返っている ・背部の筋緊張が強い
<施術> 【1回目】 施術内容 逆子を改善するためには母体がリラックスすることと胎児が動けるスペースの確保が必要になるため、 姿勢の改善と母体が脱力できるように施術を行いました。
骨盤が前傾+背部の反り返りでおなかの位置が大きく下+前に突き出た状態になっていたため、 姿勢へのアプローチを行いました。
また、背部の筋緊張が強く、体が脱力できていない状態だったので 背部の筋緊張のリリースとセルフケアの指導を行いました。
・頸椎・胸椎・胸肋椎・骨盤の関節調整 ・広背筋・起立筋の筋緊張をリリース ・中殿筋・大腿筋膜張筋の筋緊張リリース ・安産のお灸
セルフケアとして腹式呼吸のトレーニング指導と、骨盤の位置の指導を行いました。
【2回目】7日後来院 状態:蹴られる場所が上になった。胎動が増加した。 評価:骨盤前傾位減少、脊柱の可動性向上 施術内容 ・前回と同様の施術を行う
セルフケアとして座り方の指導を行いました。
【3回目】3日後来院 状態:蹴られる場所は上のままで安定している 評価:骨盤の前傾位改善 施術内容 ・前回と同様の施術を行う。
その後36週目の健診で頭位になったことが確認されました。 38週目に再度メンテナンスで来院され、頭位でそのまま落ち着いているとのことです。
<解説> 逆子を改善するためには母体がリラックスし胎児が動けるスペースを確保することが重要です。
今回の患者さんは、背部の筋緊張が強く、おなかの位置も前下方になっており、 胎児が動けるスペースが狭くなっていたものと考えられます。
施術で脊柱・肋骨の関節調整、骨盤の位置調整、背部の筋緊張をリリースすることで姿勢が改善し 胎児が動けるスペースが確保でき、姿勢の負担が減ることで母体がリラックスしやすくなり 胎動も増えることで逆子が改善しました。
個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません 【施術担当・記事作成者 高巣】
Contents
利用者
30代女性お悩み
・逆子今回の症状で受けた施術
なし主な施術ポイント
・反り返り姿勢の改善 ・背部の筋緊張の改善施術内容と経過
<ヒアリング> 来院時妊娠34週、妊娠2回目。妊娠30週からずっと逆子で、切迫早産でずっと安静にしていて、 やっと日常生活に戻ったばかり。逆子を改善したいとのことで来院された。<状態> ・骨盤の前傾位、背腰部が大きく反り返っている ・背部の筋緊張が強い
<施術> 【1回目】 施術内容 逆子を改善するためには母体がリラックスすることと胎児が動けるスペースの確保が必要になるため、 姿勢の改善と母体が脱力できるように施術を行いました。
骨盤が前傾+背部の反り返りでおなかの位置が大きく下+前に突き出た状態になっていたため、 姿勢へのアプローチを行いました。
また、背部の筋緊張が強く、体が脱力できていない状態だったので 背部の筋緊張のリリースとセルフケアの指導を行いました。
・頸椎・胸椎・胸肋椎・骨盤の関節調整 ・広背筋・起立筋の筋緊張をリリース ・中殿筋・大腿筋膜張筋の筋緊張リリース ・安産のお灸
セルフケアとして腹式呼吸のトレーニング指導と、骨盤の位置の指導を行いました。
【2回目】7日後来院 状態:蹴られる場所が上になった。胎動が増加した。 評価:骨盤前傾位減少、脊柱の可動性向上 施術内容 ・前回と同様の施術を行う
セルフケアとして座り方の指導を行いました。
【3回目】3日後来院 状態:蹴られる場所は上のままで安定している 評価:骨盤の前傾位改善 施術内容 ・前回と同様の施術を行う。
その後36週目の健診で頭位になったことが確認されました。 38週目に再度メンテナンスで来院され、頭位でそのまま落ち着いているとのことです。
<解説> 逆子を改善するためには母体がリラックスし胎児が動けるスペースを確保することが重要です。
今回の患者さんは、背部の筋緊張が強く、おなかの位置も前下方になっており、 胎児が動けるスペースが狭くなっていたものと考えられます。
施術で脊柱・肋骨の関節調整、骨盤の位置調整、背部の筋緊張をリリースすることで姿勢が改善し 胎児が動けるスペースが確保でき、姿勢の負担が減ることで母体がリラックスしやすくなり 胎動も増えることで逆子が改善しました。
個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません 【施術担当・記事作成者 高巣】