2023年8月30日 水曜日
妊娠中のぎっくり腰が改善|30代女性|マタニティ整体
妊娠後期の、右背部・腰殿部の痛みが2回の治療で改善していくまでの事例紹介です。
妊娠中にギックリ腰になった場合、どのような対処をすべきか
妊娠中の体の変化や周期事の特徴、必要な治療、セルフケアのポイントを踏まえ解説していきます。
初診時では、右腰背部、右殿部に圧痛があり 動作時痛も著名でした。
殿部に筋硬結があったので 硬結部位の大殿筋下部、中殿筋の硬さを取りました。
呼吸の調整を加えながら、 過度に緊張を起こしている部位をとっていくと、
動作時痛のレベルが最大10から6まで減少。
大腿部の緊張をとると 骨盤の動きが改善し動作時痛のレベルが 6から3に軽減。
ハムストリングの萎縮に対し、 立位で台に足をかけ股関節進展位でストレッチを20秒×2、 股関節屈曲位で殿部を後ろへ引くのを繰り返す活性トレーニングを20回×2を指導。
【2回目】 翌日、来院の際
夜、寝る事ができたとの事。
朝も洗顔が出来るレベルまで改善。
歩行時の痛みや圧痛も軽減している状態。
大殿筋下部や中殿筋の硬結はまだ残っているところがある為、同じ施術を行いセルフケアのチェックをし終了。
施術終了時で、痛みのレベル3→1
【3回目】 翌日、来院の際
歩行時・動作時痛、圧痛も症状が出ていない状態。
痛みのレベルは1→0でした。
3回目以降は、症状の再発防止と妊娠後期以降の姿勢の変化に対するトレーニング、 エクササイズを取り入れていきました。
次は、1週間後来院、予定日近くまではこのペースでメンテナンスを行っていく予定。
症状が落ち着いてきた為、安産に向けた全身の調整を行いました。
特に妊娠中は自分の体のコントロールが難しい分、背部や腰部の緊張が高まりやすい姿勢をとります。
その為、疲労が溜まるとギックリ腰を起こしやすくなります。
今回のケースは
長時間の移動に伴い、同じ姿勢を取り続けた結果、筋疲労による筋緊張の亢進でおこる痛みでした。
妊娠中で腰の痛みが気になる方、予防しておきたいなとお考えの方は是非ご相談ください。
【施術担当・記事作成者 脇内】
<利用者>
30代女性<お悩み>
・右腰背部痛<過去に受けていた施術>
なし<主な施術ポイント>
筋膜の調整、呼吸の介入、循環の改善<ヒアリング>
3日前に車で遠出をし帰宅した時から右腰背部、右殿部のハリがあり、翌日から痛みが酷くなったため来院。<状態>
・両中殿筋部に硬結(+) ・大殿筋下部の硬さ(+) ・骨盤後傾位(+) ・sway-back姿勢 ・ハムストリングの不活性状態(特に右側) ・お腹の張り(−)<施術内容と経過>
【1回目】 ・呼吸の調整 ・大・中殿筋、大腿筋膜張筋をリリース ・大腿部のリリースと活性トレーニング初診時では、右腰背部、右殿部に圧痛があり 動作時痛も著名でした。
殿部に筋硬結があったので 硬結部位の大殿筋下部、中殿筋の硬さを取りました。
呼吸の調整を加えながら、 過度に緊張を起こしている部位をとっていくと、
動作時痛のレベルが最大10から6まで減少。
大腿部の緊張をとると 骨盤の動きが改善し動作時痛のレベルが 6から3に軽減。
ハムストリングの萎縮に対し、 立位で台に足をかけ股関節進展位でストレッチを20秒×2、 股関節屈曲位で殿部を後ろへ引くのを繰り返す活性トレーニングを20回×2を指導。
【2回目】 翌日、来院の際
夜、寝る事ができたとの事。
朝も洗顔が出来るレベルまで改善。
歩行時の痛みや圧痛も軽減している状態。
大殿筋下部や中殿筋の硬結はまだ残っているところがある為、同じ施術を行いセルフケアのチェックをし終了。
施術終了時で、痛みのレベル3→1
【3回目】 翌日、来院の際
歩行時・動作時痛、圧痛も症状が出ていない状態。
痛みのレベルは1→0でした。
3回目以降は、症状の再発防止と妊娠後期以降の姿勢の変化に対するトレーニング、 エクササイズを取り入れていきました。
次は、1週間後来院、予定日近くまではこのペースでメンテナンスを行っていく予定。
症状が落ち着いてきた為、安産に向けた全身の調整を行いました。
<考察>
ギックリ腰は2,3回程度、つめて治療すると治りやすいです。特に妊娠中は自分の体のコントロールが難しい分、背部や腰部の緊張が高まりやすい姿勢をとります。
その為、疲労が溜まるとギックリ腰を起こしやすくなります。
今回のケースは
長時間の移動に伴い、同じ姿勢を取り続けた結果、筋疲労による筋緊張の亢進でおこる痛みでした。
妊娠中で腰の痛みが気になる方、予防しておきたいなとお考えの方は是非ご相談ください。
【施術担当・記事作成者 脇内】