寝るときにも感じる背中の痛みが整体で改善

学生の頃から感じている背部痛みを根本的に改善したいということで来院されました。
背部の痛みを放っておくと、呼吸が乱れ自律神経が影響するてめ早めの対処が必要となり、
局所の治療だけでなく周りの状態を整えると早く改善されました。

具体的な症状

肩・背中の痛み

何回目の施術で変化を感じましたか？

割とすぐに（忘れてしまった）

施術を受けられての感想

毎回の施術で明らかに調子が良くなっていくのを、実感していました。
呼吸を意識することを教えて頂き、身体の不調全てが繋がっているということが分かってから
普段の生活を見直しながら教えて頂いたセルフケアを実践することで改善していきました！
常に痛みを感じて辛かったのが、何も考えずに生活することができるようになりました。

またお世話になりたいです。ありがとうございました！

M・N
21歳 女性

施術スタッフの解説

今回のケースは仕事中も常に感じる背中の痛みと寝付きの悪さについてでした。

この症状は学生時代にも何度か経験しており、
普段から猫背にならないように意識をしすぎていた為
背中の筋肉に過度な緊張が入り痛みが現れたものと考えられます。

お身体の状態を確認したところ、肋骨と背骨で構成される肋椎関節が
背中の過緊張により詰まっていました。

この関節が詰まると、肋骨の動きが小さくなるため呼吸の際に入ってくる空気の量が少なくなり
必然的に呼吸が浅くなります。

呼吸が浅いと自律神経が乱れ、身体がリラックスモードに切り替えが出来ない為
疲労は蓄積されます。
また寝付きの悪さにも影響が出てしまいます。

今回のポイントは、「背骨の柔軟性」を出すことです。

本来背骨はS字状にカーブしていますが、この方の場合
背中の緊張が強すぎて、カーブが無く真っ直ぐに近い状態でした。
姿勢の分類ではフラットバックになります。

この方は根本改善を希望されていた為、背中の筋肉だけにアプローチするのではなく、
呼吸の質を改善させることが必要になります。

呼吸の質を改善するには、横隔膜の動き(ZOAの活性)を出すことです。
横隔膜は自ら動かそうとして動かすものではなく、肩関節と股関節が機能的に働くと機能的に
働くようになります。

この方の場合、股関節の動きは良く、上半身の脇腹に付着する前鋸筋が固まっており不活性状態でした。
前鋸筋はお腹の筋肉腹斜筋と連動性があり、前鋸筋が不活性状態だとお腹の筋肉も働けないため
呼吸の質も悪く背中の筋肉が過剰に働いてしまします。

固まった前鋸筋をアプローチを加え
セルフケアではcat&cawなどで背骨の動きを出すようなエクササイズや呼吸のトレーニングを伝えました。
結果的に、治療4回目で背骨の動きも出るようになり背中の痛みが感じないようになりました。
また呼吸の質も始めに来られた時より落ち着きました。

背中の痛みでお困りの方やお身体の不調を感じる方はは是非一度ご相談ください。

【施術担当・記事作成者　清水】