2017年11月16日 木曜日
猫背で肩が前に入る|40代女性|整体
猫背でお悩みの方は多いですが、”丸まった背中をまっすぐにする”、正直そんな単純なものではありません。背中の丸まりが起きているのにも理由がありますから、その歪みがどこから来ているのかを探っていく必要があります。
状態把握より、上半身のねじれと胸郭の硬さ・腹部の緊張が見られた。
上半身のねじれについては、下記の画像参照。(※画像掲載許可承認済み)
背中の丸まりが起きているのにも理由がありますから、その歪みがどこから来ているのかを探っていく必要があります。
もしもあなたが猫背の骨格矯正やストレッチをしているけどすぐに戻ってしまうというのであれば
この歪みが起きている原因に対してのアプローチができていない可能性があります。
・肩こり・首こりについて
・【症例】猫背で曲がった背筋の伸ばし方
・【症例】良くならないと思っていた慢性肩こり
利用者
40代女性 吹田市出口町
お悩み
猫背:昔からずっと気になっていた。
周囲の人から猫背だと指摘を受けることが多く、自身でも自覚はあった。
肩が無意識に前に入ってしまう感覚を常に感じる。
その他のお悩み
肩こり
過去に受けていた施術
マッサージ
主な施術ポイント
胸郭のねじれ、腹部
施術の内容と経過
【1回目】
状態把握より、上半身のねじれと胸郭の硬さ・腹部の緊張が見られた。
上半身のねじれについては、下記の画像参照。(※画像掲載許可承認済み)

こちらの画像を見て分かる通り、左側から撮影した時には肩・腕の位置が前にいっており
右側から撮影した時とかなり差があるのが分かる。これを上半身(胸郭)のねじれと捉えます。
触れて確かめてみても、確かに背中の丸まりもあるが、このねじれを取らないことには猫背が良くならないと判断。
1回目なので、循環系の調整を始めとする機能面の調整を行い、胸郭周辺の問題をとる。
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施術後の画像(※画像掲載許可承認済み)
↓
【2回目】
2日後来店。
前回後、肩が内側に入る感じがマシで、姿勢が良くなったような感覚があった。
股関節の内旋傾向があるので、本日はその辺りも調整。
呼吸の浅さが目立つので、呼吸法の練習をしながら胸郭とお腹周りの緊張をとる。
まだ回数は浅いので今後の変化を見ながらではあるが、1回目から2回目の変化を見てると
主な施術ポイントである胸郭のねじれ・腹部の緊張をとることで状態緩和すると仮説。
今後の変化を見ながら施術を継続していく。
考察
猫背でお悩みの方は多いですが、”丸まった背中をまっすぐにする”、正直そんな単純なものではありません。
背中の丸まりが起きているのにも理由がありますから、その歪みがどこから来ているのかを探っていく必要があります。
もしもあなたが猫背の骨格矯正やストレッチをしているけどすぐに戻ってしまうというのであれば
この歪みが起きている原因に対してのアプローチができていない可能性があります。
今回のこの方の場合、お腹(内臓・腹筋系)の緊張が強く、そのアンバランスによって
上半身のねじれ・自覚症状の猫背が出て来たと考えられます。
肩こりを感じやすいということについても、この歪みの要素は無視できません。
これらがしっかりと解消されていくことで体の状態も変化していくことでしょう。
※個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。
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