2019年6月10日 月曜日
動かすのも痛い首の痛み|女性|40代
今回のケースは首や肩の慢性的なこりから急性的な痛みに発展しました。ポイントとしては脊柱や肋椎の動きに制限がかかっていた事による背部〜首の筋肉の緊張です。それではなぜそのようになってしまったのか経過とともに解説していきます。
首、肩は慢性的なこりがあり首は動かすたびに痛みがある。右足は足の裏にかけてシビレがでる。
今回は疲労の蓄積による循環不良が原因と考えます。胸郭や肋椎の硬さは確かにありますが骨盤の歪みが内蔵に負担をかけ
自律神経や血管の疎通を悪くすることがあります。
・寝違え(首が回らない)
・【症例】デスクワーク中の肩・首こり|20代女性|整体
・【症例】左右を振り向けない寝違え|20代女性|整体 【記事作成者 整体太郎と鍼灸花子(吹田市江坂)】
利用者
40代女性 吹田市在住お悩み
首、肩の痛み 右足の坐骨神経痛その他のお悩み
頭痛、めまい、逆流性食道炎過去に受けていた施術
整体主な施術ポイント
胸郭、肋椎、臀筋郡、腸腰筋施術内容と経過
【1回目】首、肩は慢性的なこりがあり首は動かすたびに痛みがある。右足は足の裏にかけてシビレがでる。
〈状態チェック〉
屈曲、伸展、回旋、側屈全てに痛みがでる。
それにより肩が張り感を感じる。
骨盤、右回旋で前傾位。右仙腸関節に硬さあり。
大胸筋、第2肋骨へのアプローチを行い
首の緊張を減らす。腸腰筋、中殿筋の硬さをとり骨盤の骨格調整を行う。
仙腸関節の動きをだし、最後は安定感を出すために仙腸関節面はアプローチを行う。
セルフケアとして大胸筋と肋椎にアプローチできるストレッチを指導し終了。
【2回目】
首、肩、坐骨神経痛ともに全く痛みがなかった。3日間ディズニーに旅行に行ったので疲労感はあるとのこと。
まだ、骨盤は右回線があったので骨盤調整を行い、疲労をとるように施術。
【3回目】
首肩はラジオ体操も始めたので痛みなかった。坐骨神経痛と、右股関節の前あたりに少し痛みがあった。
前回同様の施術と腸骨筋へのアプローチを増やすと痛みはなくなった。
【4回目】
特に痛みなし。
【5回目】
特になし。仕事を再開したので足のだるさを感じる。
仕事が再開したので疲労はより感じると思うので疲労を感じにくく痛みがでないよう
引き続き施術を継続する。
考察
今回は疲労の蓄積による循環不良が原因と考えます。胸郭や肋椎の硬さは確かにありますが骨盤の歪みが内蔵に負担をかけ
自律神経や血管の疎通を悪くすることがあります。
今回、骨盤の歪みにあわせ上肢が右回旋をしていたのでそれを修正したことで内蔵周りの負担が減り
循環力があがったためすぐに結果がでたのだと思われます。
今後は疎通が悪くならないよう骨盤周りの強化を行っていく必要があります。
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