2018年5月19日 土曜日
突然のギックリ背中が2回の施術で改善|整体|30代女性
気づかないうちに痛めてしまっていた背中の痛み。きっかけはともかく、痛めやすい要因はもともと持っていたはずです。今回は、その背中の痛みにつながっていた習慣を含めて解消事例を解説していきます。
〈カウンセリング〉
きっかけは分からないが、1〜2週間前から急に下部胸椎付近が痛み始めた。
座っているだけでも少し痛むが、一番は体幹を回旋する(ねじる)動きで激痛が走る。
5年前にも同じような痛みがでたことがあり、その時は肩が上がらなくなってしまった。
2年前から仕事が立ち仕事から座り仕事に変わり、PC作業が増えた。
〈お身体チェック〉
・上体の左回旋で特にP(+)
・背中全体が反っている
・胃の張り感
・全体的に筋力弱く、体が硬い
・鼠径部
〈施術〉
チェックの結果や触診から、左背部の筋肉の問題があり動作時に痛みが出ていることがわかった。
特に胃の張り感は真裏にある左背部の筋肉に影響するので、内臓の施術も実施。
「動かすと痛いっ!」と痛みに過敏になっている状態なので、少しずつ動かせる範囲を増やしていき恐怖心を取り除く。
施術後、右回旋での痛みは10→5、左回旋は10→7に軽減。
いつもお風呂はシャワーで済ませているとのことなので、ゆっくり浸かるように指導。(筋肉の緊張や疲労が取れやすく、回復しやすくなる)
【2回目】
6日後来店。
前回後しばらくして背中の痛みは10→5に落ち着いた。
前回の施術に加えて鼠径部や股関節などへのアプローチを実施。
【3回目】
4日後来店。
前回後から背中の痛みはほぼ感じないようになった。
話の中でデスクワークをする時の姿勢が極端に悪かったことが判明。
適切な姿勢を指導。
痛みについてはほとんど改善されているので、あと数回で状態を安定させご本人と相談しながら今後の再発予防のメンテナンスを予定。
これといって発症の瞬間の自覚はなかったようですが、お体をチェックすると痛みが起こりやすい状態でした。
ポイントとしては、内臓(胃)の機能低下と普段の姿勢に問題がありました。
文中にもあったように、胃の弱りは反射区でいうと肩や背中に分布しますし、東洋医学でも胃に関するツボは今回痛めていた背中の付近にあります。
姿勢については、下の画像で再現してみましたが、明らかに背中に力が入っているのが分かるかと思います。
私も”こんな姿勢で座ってたの!?”と思いましたが、大げさではなくご本人のおっしゃる通りに再現しています。
このような姿勢で1日中パソコンを使っていると背中の筋肉は縮んだ状態で固定されてしまい、次に動かす時にいきなり伸ばすと”ピキッ”となりかねません。
今回のケースでは、そのあたりに注目して施術を行うことで解消されたのだと思います。
※個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。
・頭痛について
・【症例】整骨院に行ってもすぐに戻ってしまう肩こり・頭痛
・【症例】曲げると激痛が走る首の痛み
・【症例】首から肩にかけてのこり
【記事作成者 整体太郎と鍼灸花子(吹田市江坂)】

利用者
30代女性 吹田市垂水町お悩み
背中の痛みその他のお悩み
肩・首のこり過去に受けていた施術
マッサージ 整体 鍼灸主な施術ポイント
胸郭、胃、股関節施術内容と経過
【1回目】〈カウンセリング〉
きっかけは分からないが、1〜2週間前から急に下部胸椎付近が痛み始めた。
座っているだけでも少し痛むが、一番は体幹を回旋する(ねじる)動きで激痛が走る。
5年前にも同じような痛みがでたことがあり、その時は肩が上がらなくなってしまった。
2年前から仕事が立ち仕事から座り仕事に変わり、PC作業が増えた。
〈お身体チェック〉
・上体の左回旋で特にP(+)
・背中全体が反っている
・胃の張り感
・全体的に筋力弱く、体が硬い
・鼠径部
〈施術〉
チェックの結果や触診から、左背部の筋肉の問題があり動作時に痛みが出ていることがわかった。
特に胃の張り感は真裏にある左背部の筋肉に影響するので、内臓の施術も実施。
「動かすと痛いっ!」と痛みに過敏になっている状態なので、少しずつ動かせる範囲を増やしていき恐怖心を取り除く。
施術後、右回旋での痛みは10→5、左回旋は10→7に軽減。
いつもお風呂はシャワーで済ませているとのことなので、ゆっくり浸かるように指導。(筋肉の緊張や疲労が取れやすく、回復しやすくなる)
【2回目】
6日後来店。
前回後しばらくして背中の痛みは10→5に落ち着いた。
前回の施術に加えて鼠径部や股関節などへのアプローチを実施。
【3回目】
4日後来店。
前回後から背中の痛みはほぼ感じないようになった。
話の中でデスクワークをする時の姿勢が極端に悪かったことが判明。
適切な姿勢を指導。
痛みについてはほとんど改善されているので、あと数回で状態を安定させご本人と相談しながら今後の再発予防のメンテナンスを予定。
考察
今回は背中の痛み、いわゆるギックリ背中のような症状でした。これといって発症の瞬間の自覚はなかったようですが、お体をチェックすると痛みが起こりやすい状態でした。
ポイントとしては、内臓(胃)の機能低下と普段の姿勢に問題がありました。
文中にもあったように、胃の弱りは反射区でいうと肩や背中に分布しますし、東洋医学でも胃に関するツボは今回痛めていた背中の付近にあります。
姿勢については、下の画像で再現してみましたが、明らかに背中に力が入っているのが分かるかと思います。
私も”こんな姿勢で座ってたの!?”と思いましたが、大げさではなくご本人のおっしゃる通りに再現しています。

このような姿勢で1日中パソコンを使っていると背中の筋肉は縮んだ状態で固定されてしまい、次に動かす時にいきなり伸ばすと”ピキッ”となりかねません。
今回のケースでは、そのあたりに注目して施術を行うことで解消されたのだと思います。
※個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。
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・肩こり・首こりについて・頭痛について
・【症例】整骨院に行ってもすぐに戻ってしまう肩こり・頭痛
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【記事作成者 整体太郎と鍼灸花子(吹田市江坂)】