2019年9月9日 月曜日
歩くのも辛い急性腰痛|30代女性|産後骨盤矯正
産後に急性腰痛で歩くのも辛くて来店された女性が、1回の施術で大幅に痛みが緩和した症例です。皆さんもしてしまいがちなある姿勢が原因となって起きてしまった腰痛について分かりやすく解説します。
<検査> ・立位、歩行時ともに右重心で、左に体重を乗せるのを嫌がる ・左の腰臀部の筋肉の収縮時痛(縮むと痛い) ・両股関節の可動域制限(内外旋、屈曲で硬さ) ・右咬筋の緊張(トリガーポイント)
<施術> 検査の項目や発生機序を考慮した仮説として ↓ 長時間のお姉さん座りもしくはソファーでの寝姿勢で、股関節周辺や臀筋の長時間に及ぶ短縮状態が続いていた。 自覚はないが、その縮んでいる状態から急に運動を開始した時にスパズム(筋の過緊張状態)を起こしてしまったと考える。
検査項目にあった緊張部位や股関節の動きを出す(右に偏った重心を元に戻す)ことを目的に実施。 施術中に左の臀筋にトリガーポイントを見つけたので、 それを緩めるためのじっくり施術。 時間はかかったがかなり緩んだので、仕上げに立位で足の重心調整を実施。 歩行の際などに怖さがほんのわずかにあるようだが、最初に比べるとかなり左右のバランスが整っているので、一度これで様子を見てもらう。
【2回目】 翌日来店。 前回後、帰り際にはまだ少し痛みと歩くことへの怖さがあったようだが、帰宅後から時間を経過するごとに痛みがマシになっているのを感じた。 検査では、やや歩行時に重心が右に寄るが、前回に比べると大したことはない。 引き続き前回分の施術を実施。 特に股関節の動きを意識してすすめる。 施術後の具合を見ているとほとんど痛みは感じない状態になっているので、今後痛みを感じないか日常でチェック。
歩くのも辛い腰の症状についての解説
利用者
30代女性 出産後3か月経過お悩み
急性腰痛その他のお悩み
産後の骨盤の開き過去に受けていた施術
マッサージ、整体、カイロプラクティック主な施術ポイント
左の臀筋、咬筋、股関節施術内容と経過
<ヒアリング> 昨日から何の前触れもなく、急に腰臀部に痛みを感じ始めた。 それからは前かがみにならないと動けず、歩くのも辛くなってしまい今はお子さんの抱っこもままならない状態であるという。 思い当たる原因としては、ご本人曰くご友人宅で長時間お姉さん座りをしたことやソファーでうたた寝をしてしまったことなどが挙げられる。<検査> ・立位、歩行時ともに右重心で、左に体重を乗せるのを嫌がる ・左の腰臀部の筋肉の収縮時痛(縮むと痛い) ・両股関節の可動域制限(内外旋、屈曲で硬さ) ・右咬筋の緊張(トリガーポイント)
<施術> 検査の項目や発生機序を考慮した仮説として ↓ 長時間のお姉さん座りもしくはソファーでの寝姿勢で、股関節周辺や臀筋の長時間に及ぶ短縮状態が続いていた。 自覚はないが、その縮んでいる状態から急に運動を開始した時にスパズム(筋の過緊張状態)を起こしてしまったと考える。
検査項目にあった緊張部位や股関節の動きを出す(右に偏った重心を元に戻す)ことを目的に実施。 施術中に左の臀筋にトリガーポイントを見つけたので、 それを緩めるためのじっくり施術。 時間はかかったがかなり緩んだので、仕上げに立位で足の重心調整を実施。 歩行の際などに怖さがほんのわずかにあるようだが、最初に比べるとかなり左右のバランスが整っているので、一度これで様子を見てもらう。
【2回目】 翌日来店。 前回後、帰り際にはまだ少し痛みと歩くことへの怖さがあったようだが、帰宅後から時間を経過するごとに痛みがマシになっているのを感じた。 検査では、やや歩行時に重心が右に寄るが、前回に比べると大したことはない。 引き続き前回分の施術を実施。 特に股関節の動きを意識してすすめる。 施術後の具合を見ているとほとんど痛みは感じない状態になっているので、今後痛みを感じないか日常でチェック。